H2 完成
比類なき加速力の実現のため
日本を代表する重工業メーカーでもある川崎重工が
総力を挙げて作り上げた 「Ninja H2R」
その性能を公道でも体感できるよう、ロードバイクに仕立て直された
Ninja H2
300km/h over
悪魔の囁きが耳から離れない …
スーパーチャージャーを備えた 300ps over のリッターエンジンを搭載して
世界に衝撃を与えた Kawasaki Ninja H2R の発表に続き
そのロードバージョンとなる Ninja H2 が発表されたのは 2014 年秋
ロードバージョンへのデチューンにより 200ps (ラム圧未使用時) となり
車体重量が 238kg というヘビーウェイト感から懐疑的な印象を持たれた
H2 ですが、スーパーチャージャーによる暴力的な加速は健在で
現在ではタンデムシートを備えてツーリングユースにも対応した
SX 、SX SE 系もラインナップに加えられ、シリーズの拡大が図られています
1/12 タミヤ カワサキ Ninja H2R 改 H2 です
久々のバイクモデルとなった前作 Ninja H2R が完成したのが、昨年の 11 月末
元々フィギュアと組み合わせる予定ではあったモノの
完成間近になって湧き上がってきた野望?が
「似てるから H2 に改造出来るんじゃね?」 ってこと
ただし、マフラーを始めとした専用部品をど~するよ?って問題は残っていたのですが
コチラについては、他の人のブログでアオシマの完成品から流用して H2 に改造している
(マフラーはノーマルではありませんでしたが) 記事を見つけ
「そのテがあったか!」 と同じようにアオシマの完成品を
キットと相前後して購入しました
完成品として見るとオモチャっぽいのですが、パーツ単体で見ると
モールドのアマさは感じるモノの、タミヤのキットと合わせても
何とかイケそうな感じ
結果的に、フィッティングのレベルも含めてポン付け出来た部品はありませんでしたが
同じスケールということもあって、組付けに破綻はありませんでした
H2 への改造の他、H2R で行った改造 (ディテールアップ) も行ってます
なお、今回の記事では H2 誕生の背景は H2R の記事と内容が同じこと
ストリップ状態の写真はほぼ H2R と同じになること (と、ウソの部分があること) から
割愛しています
パッと見、同じように見える H2R と H2 ですが
クローズドコース専用の H2R に対し、ロードバイクの H2 は
ヘッドライト、ミラー、リアフェンダー等の保安部品や、排ガスと騒音に対する規制に
対応するマフラーも備えています
ミラー、アンダーパネル、リアフェンダー、マフラーはアオシマの完成品からの流用品で
カウルは H2R を改造したため、ライト本体はパテとジャンクパーツで自作し
ライト前方のカバーのみ完成品から流用しました
ロードバイクなので、ロードタイヤを履いています
OEM で採用されているのは、ブリヂストンのバトラックス RS10
アオシマの完成品はスリックタイヤだったため、タイヤをどうするか?と思って
タミヤの YZF-R1M かパニガーレから流用しようかと思っていたら
実車で YZF-R1M の OE タイヤがやはり RS10 で、サイズも同じことが判明
部品注文して使用しました
リアブレーキホースは H2R の時同様クリアチューブにシルバーを通したモノですが
今回は実車取材で判明した ABS のハーネスも追加しています
リアフェンダーは前述の通りアオシマの完成品のモノですが
ウィンカーはレンズがシルバー塗装で、全体のモールドもユルかったため
コチラはパニガーレのリアウィンカーを流用しました
H2 のウィンカーはもう少し横に長く、YZF-R1M のウィンカーを流用するか
迷いましたが、どちらもカタチはあまり似ておらず
さらにフロントウィンカーレンズはパニガーレのパーツを流用したことから
リアもパニガーレのパーツとなった次第です
リアフェンダーそのもののモールドもややユルめで、側面にある長穴も省略されていましたが
ソコの造形を手直しするのは難しく、天面にあったビミョ~なヒケを溶きパテで埋めるに止めました
リアフェンダーは PVC か何か、結構な軟質樹脂で加工が大変そうだった
というのが大きな理由です
因みにプラ用接着剤は全く効かず、リアフェンダーに関しての接着は
GP クリアか瞬間接着剤を使いました
本来 (アオシマの完成品として) の車体への取り付けは
シートレール部にある窪みに嵌め込んでネジ止めでしたが
タミヤのパーツにそんなモノは無いので、嵌め込み部分をカットして
実車にもあると思われる、リアフェンダー取付用の浅い窪みにイモ付けしています
取り付けで上手く嵌らないかと思いましたが、意外にもピッタリ収まりました
マフラーがかなりリアホイールに接近していますが
実車でもかなり接近しています
片持ちスイングアームを採用した理由が、マフラーを出来るだけ
内側に追い込むというところなので、メーカー側の目論見通りでしょう
テールライトの両脇は、H2R で間違えてクリアオレンジに塗ってしまいましたが
今回は正しくクリアレッドに塗りました
本来ライセンスライトがありますが、自作はしませんでした
リアのリフレクターはプラ板による自作
いつもは透明プラ板 1 枚で作るところですが
今回はベース部分と反射部分を別々で作ってます
ナンバーは元々リアフェンダーと一体で付いていましたが
実車デカールを使いたかったので、ベース部分ごとカットして
ライセンスホルダーはジャンクパーツから使用し
ナンバープレートは白プラ板にジャンクデカールの中にあった
タミヤの GPZ400R 用のデカールを貼りました
検査標章は、ハセガワの KH400 のデカールを使用しています
ナンバーの止めボルトは、手持ちの小ネジの中に色目が似ているのが
あったので、ソチラを使用しました
本来 H2 にはレーシングスタンドは付属していないと思いますが
サイドスタンドがヤワで、折れるとメンドウなことになるため
レーシングスタンドを使用しています
テール部分が 2 本に分かれている、巨大なマフラー
排気出口の口径がけっこう大きいことから
音量を下げるためにはサイレンサー容量を大きくする必要があり
そのためコレだけ巨大なサイズになったモノと推測します
集合部には O2 センサーが取り付けられ、その直後に触媒が装着されています
マフラーのパーツは元々めっきに黒い部分を塗装されたモノでしたが
モナカ合わせのため上下に合わせ目があったことから
ヤスリで均して溶きパテで埋めました
めっきが落ちてしまうため塗装し直そうと思い、めっきを漂白剤で
落とそうとしたのですが、何故か落ちず (オーバーコートされているかと思い
シンナーにも浸けましたが…) 、仕方ないのでメタルプライマーを吹いて
ツヤあり黒を吹いてめっきスプレーを吹きました
その上からクリアオレンジを吹いたのですが、やはりめっきスプレーの
上からスプレーを吹くとめっき感が落ちてしまい
蒔絵風?の色合いになってしまいました… (笑)
めっき部分が乾いた後にマスキングして、黒い部分に半ツヤ黒を吹いてます
マフラーステーは真鍮管のハンダ付けによる自作
シートレールへの差し込み部分には真鍮線を差しています
ハンダ付けに際し、シートレール側の位置決めには冶具
(っても、プラ板に穴を開けただけのモノ) を使用しました
曲げ角度や太さ、端部 (マフラーの固定部分) の形状は実車取材に
基づき決めましたが、十分な仮組みが出来ない状態で長さを決めることとなり
上手く合うか心配したモノの、何とか上手いこと寸法が合ってくれて一安心
余談ですが、シートレールにある 2 つの突起の正体が
コレで判明しました (爆)
リアブレーキマスターとリザーバータンクは H2R と同様に
クリアランナーでシースルータイプに作り替え
取り付け位置もフレーム側へ変更しました
リアマスターから ABS モジュレーターに繋がるホースは
H2R の時に間違えてステンメッシュホースにしたのですが
実車はフツ~の黒いホースだったことが判明したので
今回は黒のビニールチューブを使用しました
シートカウルに貼られたインレットは、H2R では上過ぎたので
今回は実車写真をよく見てイイ感じの位置に貼ったのですが
最後の組付けでイロイロ修正している時に、反対側のロゴが
一部剥がれて折れてしまいました…
H2 のロゴベースのインレットは H2R より短いので、貼る前にカットして
デカールも 「R」 の文字をカットして貼ってます
エキパイは H2R の 4-2-1 ではなく、4-1
曲がり具合も H2R とは異なっています
大きく出力が向上した 2019 モデルではマニホールドの
取り回し (集合順序) が変更されてます
H2R ではカウルサイドパネルにウィングレットが装備されていましたが
H2 では小さな突起状のフィンに変更されました
当初、マニホールドは H2R の部品を使って、集合部以降を
H2 の部品に変更しようと考えていた排気系ですが
集合方法と形状が違っていたことからムリなことが判明
で、どうするかと考え、プラ棒かアルミ線でマニホールドを作ろうかとも思ったのですが
どうにも上手くいく気がしなく、完成品のマニホールドが一体成型のわりには
けっこうイイ感じに出来ていたことから、そのまま流用することにしました
パーティングが見えそうな位置にあったことからその部分を均し
パイプのスキマ部分をスジ彫りの要領で少し深くしたら
そこそこイイ感じに仕上がりました
シリンダーピッチが合うか心配でしたが、合わせてみると大体同じ
ただし、ポート部分の形状が省略されて接続部分に変なスキマが
出そうだったことから、実車でも繋ぎ目になっている部分でカットして
ポート側だけ H2R の部品に置き換えてます
マニホールドとクランクケースの間には、H2 専用装備の
アンダーパネルが装備されていますが、部品は完成品からの流用品
取り付けは不要部分をカッターでカットして、GP クリアでイモ付けです
アンダーパネルでほとんど隠れてしまいましたが、水冷オイルクーラーの作り替えと
オイルクーラーへのウォーターラインの追加も行ってます
カウルサイドパネルの小さな突起は、ウィングレットのパーツをカットして整形したモノ
その他、ディスクの穴開けも H2R 同様に行っておりますが
H2R ではやらなかったこととして、フロントフェンダーボルトとカウルサイドボルト (小ネジの前後) の
モールドには、六角穴付ボルトの凹みをピンバイスで追加しています
また、実車取材で判明したオイルドレンボルトも追加しました
中央にスクリーンに繋がるダクト状の凹みがあるアッパーカウル
スクリーンの立ち上がりは H2R の方が強いとのことで
カウル本体以外でもビミョ~なところが違っているようです
当初はカウルも完成品から流用しようか、とか考えたのですが
完成品のカウルはスクリーン先端部分に繋がる凹みが省略されており
コノ部分はどのみち手を加えなければいけないこと
ダクトのメッシュ部分もモールドになっているので穴を開ける必要があること
ヘッドライトのレンズがシルバーの塗装だったこと
ライト下のポジションライトが完成品でも省略されていたこと等
結構な改造が必要そうだったため、H2R のカウルを改造しました
ダクトの形状は、ヘッドライトスペースがあるため内側を狭くし
外側には H2R より広がっているようだったので、エポパテで整形
形状の作り込みのために完成品のダクトをマスキングテープで型取りし
ソレをプラバンに写し取ってカウルの部品に仮接着して形状修正をしました
右側 (写真じゃ左) ダクトのルーバーが付いたカバーは、プラ板にエポパテで
作ったルーバーを整形して接着したモノを、塗装して内側から接着しています
ヘッドライトはプラバンのベースにエポパテでハウジングを作り
レンズはジャンクパーツの中に丁度イイのがあったので、ソレを使用しました
レンズカバーはソコソコの厚みが必要なこととビミョ~に曲がっているため
完成品のカバーを外して使用
カウルへの差し込み部分をカットして使用していますが
カット部分の痕が少し残ってしまったのが残念なところです
その下のポジションライトもエポパテで自作
ライトなので透明かと思っていたのですが、よく見ると消灯時は
蛍光灯や白熱電球のように白いので、白を塗りました
スクリーンは H2R のパーツの、先端部分の接着シロをカットして使用しています
製作記事でも記しましたが、スクリーンマウントボルトは下から 2 本目のボルトは
無いのが正解ということが判明しましたが、今からモールドを落とすのは
失敗の可能性が高いので断念しました
ミラーと一体になっているフロントウィンカーも、レンズがシルバー塗装だったので
パニガーレのレンズを加工して使用しました
上手いことカーブが合うところがあったので
ソコを慎重にカットして使ってます
カウルは、研ぎ出しとダクト周り塗り分けの際にマスキングテープの
痕が付いてしまって、修正を重ねたためエッジがダルくなってしまい
また研ぎ出しもあまり上手くいかなかったうえ、少しトーンを落とそうと
貼った上から何度かスモークを吹いたグリーンのラインのデカールに
さらに修正のためにスモークを吹く羽目になり、埋まってしまいました
トドメは最後の最後に貼ったリバーマークのインレットの位置が上過ぎたこと
回転方向に曲がらないことと左右方向にズレないようにするのが精一杯で
上下方向まで決めることが出来ませんでした…
スクリーンの下側はグラデは入っておらず、メーターのカバー状のパーツが
見えているようで、ソイツがつや消しグレーのようだったので
紙をニュートラルグレーで塗って、スクリーンの内側から貼りました
裏から塗装をするとつや消しでなくなるために、つや消しに塗った紙を貼ってます
ミラーのパーツは、ホントの鏡面が貼られていましたが
レンズを抜くときに裏から鏡面にキズを付けてしまったため
プラ板にミラーフィニッシュを貼った自作パーツに変更しました
コチラもあまり鏡面ではないのですが、プラ板の方が薄かったため採用した次第です
メーターのデカールは H2R のモノをそのまま使用していますが
もしかしたらベースの色とかは違っているかもしれません
水冷 4 ストローク並列 4 気筒 DOHC 16 バルブエンジンは
H2R 同様、遠心式スーパーチャージャーを装備して
ボア×ストローク 76 × 55mm の 998cc の排気量から
200ps (ラムエア加圧時 210ps) / 10500rpm の最高出力と
14.3kgf.m / 10000rpm の最大トルクを発揮します
(ただし、最高出力と最大トルクは諸説あり)
その後、最高出力は 2017 モデルで 205ps
2019 モデルで 231ps に向上しています (共にラム圧未使用時)
圧縮比は H2R と同じ 8.3 :1
H2R の 310ps と比較するとかなりのデチューンぶりですが
エンジンの主要コンポーネントは、クランクシャフト (だったと思う) と
カムシャフト以外はほぼ同一とのことですので、この数値の違いは
吸排気系のセッティングと電気系のセッティングの違いによるものかと思います
現在は国内でもフルパワー仕様のカーボンモデルが
販売されています (ただし受注期間アリ) ので
3564000 円で公道最高の加速をお試しいただけます (爆)
組み合わせるフィギュアはコチラ
1/12 ハセガワ JK メイトシリーズ #01 ブレザー
確か去年の夏ごろに発売されたシリーズで
1/12 フィギュアを探している時に発見した次第ですが
1/12 のフィギュアって意外と少なく、当初は峰不二子フィギュアで
スケールが合うモノがあればそのまま使おうと思ったのですが
そうそう上手いこと見つからずに、このキットに辿り着きました
このフィギュアを選んだ理由としては、H2R と JK フィギュアで
「セーラー服と機関銃」 的なミスマッチ感を狙ったことと
このポーズであればヘルメットを持っているポーズに改造出来そうなこと
後で気付いたのですが、ほぼ 「ばくおん!!」 の設定そのままでした…
因みに、名前は 「小春」 と付けました (爆)
カウンタックと組み合わせた深雪嬢同様
モールドは繊細でリアルなので、ヘタに弄ることはせずに
今回も塗装を頑張りました
パーツ割も適切だったことから、塗り分けにそれほど苦労はしませんでしたが
唯一、リボンは別パーツだとありがたかったところです
JK なので濃いめのメイクにはせず、あくまでナチュラルな感じを狙い
唇もルージュというよりはピンクの色付きリップくらいにとどめてます
少し前だと眉はもっと細かったと思いますが
最近の流れでやや太めにしてみました
制服の色は箱絵を参考に、というかほぼ箱絵のままです
モールドで例外的に弄ったのは、ヘルメットを持つ
右手の指を作り替えたところと、スカートの裾が厚かったので
内側から削ったところ
スカートの柄はマスキングを駆使して塗り分けてます
ヘルメットは一昨年の東武に出品した YZR & ケニーの
ケニーフィギュアで余っていた頭のパーツの顔と底を抜いて使用しています
内装はエポパテで、アゴ紐は紙で自作
自分のヘルメットを参考にしました
シールドはミラーコートを狙いましたが、上手くいっていません…
ヘルメットのシルエットが現代風ではないのは気にしないでください (笑)
当初は H2R と小春嬢で作品とする予定でしたが
H2 を作る、という野望が湧いて
H2 の製作に 3 ヶ月ほどかかってしまいました
今頃になって今年最初の完成披露です
もしかして、ヤフーブログでは最後の完成披露になるかもしれません
結果的に同じキットを続けて作ったことになりましたが
違うバイクを作っていたので、あまり飽きるということなく作れたのは
良かったと思います
苦労するかと予想していた H2 用部品のフィッティングも
最近のアオシマのキットの精度の高さを物語るように
タミヤのキットにも意外とシックリ収まりました
パーツ個々のモールドのアマさも、組んでしまえば
サイズのバランスが取れていたこともあって
チグハグな感じはしていないと思います
基本的なディテールアップも 2 回目なのでスンナリと決まり
前回気付かなかったところも反映出来て、完成度は H2R より
上がったかもしれません
唯一気に入らないところはカウル塗装 (ってか、研ぎ出し) の失敗
現在検証中ですが、結局は乾燥不十分だったってオチが濃厚の気配です
まぁ、今回の失敗は次の作品に生かしていきましょう
先ずは H2R 、H2 、小春嬢が完成したことで 5 月の新橋へ向けての
主要アイテムが完成しました
あとはベースと梱包箱の製作が残ってますが
遅くとも GW には終わらせます
近いうちに東武アイテムも開始しますが
少しサクラの季節を楽しみたいと思います
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H2 その26
今日の朝も少し寒かったモノの昨日ほどではなく、陽があったこともあってイイ感じの休日でした
で、少し気温が高くなった昼過ぎには予定通りバイクのオイル交換
その前は H2 の仕上げと、思った通りのことが出来てトドメ?は札幌大谷の甲子園初勝利
春らしい (のか?) 気持ちのイイ日曜日となりました
ということで、やっと仕上がった H2
まぁ気に入らないところはチョイチョイ (多々?) ありますが
何とか今年初の完成品がアップ出来ることは喜ばしいところです
昨日の記事アップ後、カウル側のダクトをカウルに
固定するか車体側に固定するかですったもんだ
して、イロイロとやってるうちにマフラーステーが
シートレールから外れ、ソレを修正しているうちに
インレットの一部が浮いて折れ曲がり、最終的に
「 Ninja 」 の N の右側の縦のラインが切れて
しまいました
結局ダクトはカウル側に固定したのですが、現物合わせの仮組みを
最終的にネジ止めしてキッチリ組み合わせようとするとアチコチに破綻が出て
ダクト周辺とカウルの間に結構なスキマが出来てしまい、そのあたりを
裏から黒く塗った紙を隙間に差し込んで漏光を防止しました
上の写真は紙を突っ込んだ状態の写真ですが、黒くて分からないですね (笑)
裏から光を当てたところ
まだわずかに漏光がありますが
強い光じゃなければ分からないレベルに
落ち着きました
H2R のスクリーンは下側がグラデーションですが
H2 のスクリーンは透明で、メーターにバイザー
があってそれが透けて見えて見えているよう
なのでソイツを追加
本来ならメーターに追加するものですが上手く
位置が合わないとメンドウなので、カウル内側に
グレーに塗った紙を貼りました
バイザーはつや消しのグレーなので、スクリーンの裏を塗ってしまうと
つや消しじゃなくなるために髪を塗って貼りました
実際は単純な R 形状じゃないのですが、まぁ雰囲気重視ということで…
で、さっき気付いたのですが、 H2 のスクリーン止めボルトは片側 3 本で
下から 2 本目のボルトが無いようでした…
今からモールドを落とすってのもチャレンジャー過ぎるので、このままにします
残っていたトップブリッジのセンターナットと
ステアリングダンパーも取り付けました
相変わらずステダンはキツくて嵌らないので
最初から取り付け部をカットして広げ
接着固定しました
で、カウルも組付けて最後の最後に
リバーマークのインレットを貼りました
インレットの糊は結構強いのですが
何せインレット自体が細いのであまり接着力は
期待出来ないようです
このインレットも、貼ってからアプリケーション
シートを剥がすときにまた剥がれそうになりました
ってことで、完成した姿
パッと見、あまり H2R との違いが
分からないですね…
まぁ、マフラーとミラーが違うのは
知っていれば分かりますが…
反対側
コチラ側はもっとビミョ~
ダクトも違うんだけど
気付きにくいレベル…
リアから見るとナンバーがあるので
一番 H2R との違いが分かります (爆)
新橋用のレイアウトも検討中
こんな感じで、H2 への改造ポイントが
目に付きやすく、H2R と比較しやすそうな
レイアウトが第一候補
もう少し試してみたいけど
あまり変わらんでしょう
同じ向きに並べるってのも芸が無いし…
小春嬢はタミヤのキットじゃないので、前面に出すことは無いと思います
ベースはニスの厚塗り部分がまだ軟らかいので、もう少し時間がかかりそう
箱も作らなきゃいけないし、ソイツを進めつつ次の東武用のハコスカの
構想も考えましょう
次週に、出来れば完成披露をしたいと思います
撮ってみました
まだほとんど蕾ですが、チラホラと咲いている花も
ある状態
5 輪以上咲いているので、開花宣言は
出せそうです (笑)
久々に甲子園で北海道のチームが勝ったのを観た気がする… (笑)
H2 その25
イチロー選手の引退と春のセンバツ開幕という
野球ファンにとっては驚きと興奮?の 1 週間でしたが、今日は寒かったよ~…
元々バイクのオイル交換をする予定でしたが、やろうと思ったらミゾレっぽいのが
降り始めたり、エンジンを掛けようとしたらバッテリーが死にかけていたりと
結局今日やれたのはバッテリーの充電のみ
まぁ何とかエンジンは掛かる状態になったので、明日は何とか時間を作って
オイル交換しましょう
東京のサクラも開花宣言が出たことで、次の週末あたりには満開になっていそうだし
だとするとその次の週末あたりがお花見ツーになりそうな予感ですから、あまり余裕は
無かったりするのです
明日はセンバツの第 3 試合に札幌大谷が出るので、ソレまでには終わらせなければ
なりません
そんなこんなで、センバツも睨みつつ H2 も進めつつの今日この頃です
いきなりカウルが出来ていますが… (笑)
平日にボチボチと研ぎ出しとコンパウンド磨きを
進めていて、昨日の夜と今日でパーツを
組付けました
一度研ぎ出しを失敗しているので、やはりあまり
キレイな面にはならず、といってコレ以上クリアも
吹けないので、ココで打ち止め?としました
緑のラインデカールは、少しトーンを落とそうと上からスモークを
吹きましたが、度重なる修正でスモークの下に埋まってしまい
ほとんど見えなくなってしまいました…
ヘッドライトのカバーはアオシマの完成品から
ビミョ~にカーブしているのと、けっこう厚みが
あるので、剥ぎ取って使ってます
ただ、上下にあるカウルに差し込む突起の
カット痕が少し残り気味…
意外と軟らかい樹脂で、コレ以上キレイにカット
出来ませんでした
ミラーの取り付けはあまり深く考えていなかった
のですが、意外と難儀しました
やはり最初にウィングレットの取付穴を
埋めておくべきだった… と激しく後悔しました
ライト脇の白いのは、スモールライトです
実物は蛍光灯のような白ですが
パーツは完全な白です
結局、ミラー面はプラ板にミラーフィニッシュを貼ったモノを使用しました
H2R との比較
まぁ、何とか違うってのは分かってもらえるかな?
ダクトも組付けました
基部 (エアクリーナーが収まっているところ) と
管部分は接着固定 (イモ付け) ですが
固定用のボルト (ダミーですが) を追加してます
ホントは 3 本なのですが、追加したのは
目立つ 1 本のみです
ってことで、残るはカウルに貼るリバーマークのインレットくらいですが
ちょっとフィッティングを詰めたいところもあったりして、もぉチョイかかりそう
出来れば明日の午前中、オイル交換をやる前に終わらせたいところです
と、今日は急ぎ足の記事となってしまいました
H2 その24
今日も不安定な天候、と昨日の天気予報では言っていましたが
昨日とは打って変わって安定した好天でした
ん~、まぁ H2 が進んだのでヨシとしよう…
ナンバーには検査標章を貼りました
来年の 11 月まで有効です (爆)
このデカールは、ハセガワの KH400 の
デカールを使用しています
KH を作る時には実車ナンバーを使うか
分からないですし、使ったとしても今の
デザインの検査標章は使わない予定です
で、KH のデカールには古いデザインの
検査標章のデカールもある………?
ん?このデザインおかしくね?
コレは軽二輪 (いわゆる 250 クラス) に使われる
(自賠責の) 保険標章だよ
上のナンバーも、3 桁数字は途中のハイフンが
無いのに付いてるし…
せっかく細かいところまでデカールを付けてくれているのに
こういったところがイイ加減だと何だかなぁ~… といった感じになりますよ
コチラが小型二輪 (いわゆる車検のあるバイク) に
使われていた昔の検査標章
かなり省略されたデザインですが、概ねこんな
デザインです
因みにこのデカールはタミヤの CB750F のもの
有効年はステッカーの色で判断します
気を取り直して、アッパーカウル以外の外装品の
研ぎ出しも完了しました
サイドパネルは H2R の時もそうでしたが
突起が多い形状のため研ぎ出しにくく
アマい仕上がりになってしまいました…
改造するのがメンドウなのでそのまま使うことに
したエアダクトにもメッシュを貼りました
使用したのは付属のナイロンメッシュではなく
ハセガワのモデリングメッシュ (菱形 L ) です
H2R と同じメッシュを使ってます
溶きパテを盛っておいたレーシングスタンドも
溶きパテを均して黒を吹き、クリアコートしました
違う色にしようかとも思いましたが、色が回りにくい
形状で、ムラになるとメンドウなので安直に
黒くしてしまいました
まぁ H2R との統一感があってイイんじゃね?
と、言い訳してみます
タンクのインレットも貼って、今のところコノ状態
サイドパネルとダクトはカウルと同時に組付け
ステダンも付けられるのですが、先に付けると
トップブリッジのボルトが付かなくなるため
コチラも後から取り付けます
何か、やっと完成が見えてきた感じがしてきました…
で、先週から始めた塗料とマスキングについての検証
スプレーから 1 週間ですが、爪を立てても痕が付かなくなっていたので
次のステップを進めました
結果としては、あまりオモシロくない?モノとなりましたが…
A : タミヤのツヤあり黒の上にクレオスクリア
B : クレオスクリアの上にタミヤのツヤあり黒
という、2 種類のピースにマスキングテープを
貼って、30 分くらいしてから剥がしてみました
テープを貼っただけでスプレーはしていません
剥がしてみました
特にテープの痕が付くということも無く
変化はありません
ピースへの写り込みに変化が無いことが
お分かりいただけるかと思います
さらに次のステップを試してみます
思うところがあって、各ピースを 2 分割しました
で、A 、B を並べてマスキングテープを貼り
片方にはタミヤ黒、もう片方にはクレオスクリアを
吹いてみます
マスキングテープの下の塗膜と吹く塗料の
メーカーの違いで変化があるのか?という
検証です
吹いたところ
ココから約 10 分放置してテープを剥がしてみます
マスキングテープは出来るだけ早く剥がす方が
良いということで、塗膜を触っても手に塗料は
付かないモノの塗膜に指紋は付く、というくらいの
時間として 10 分程度の設定としました
実際、カウルの時もそのくらいで剥がしました
タミヤの黒を吹いたモノのテープを
剥がしてみました
おや?
またも変化無しです
ん~、何故あの時だけクッキリと
痕が付いたんだろう…
因みにこちらはクレオスクリアを吹いたモノ
やはり同じようにテープ痕は付いていません
カウルにテープ痕が付いた時は水研ぎ後だった
ので、このピースを使ってさらに検証してみたいと
思います
まぁ塗料の塗り分けに使うマスキングテープですから
当たり前といえば当たり前の結果ではありますが…
ひと先ずの結論としては
「タミヤとクレオスに限れば、スプレーの順番を問わず乾燥した塗膜の上に
マスキングテープを貼ってスプレーをしても、テープの痕は付かない」
ということかと思います
ただし、タミヤとクレオスの組み合わせでも色が違うとどうなるか、ってのは
試していないので分かりません
また他のメーカーの塗料の相性や、メーカーと色の組み合わせが今回と同じでも
ロットが違った場合は同じ結果になるかは分かりませんので、あくまでもひとつの例として
参考にしてください
仕事の検証もこのくらいマジメにやれば、オレももっと出世出来たのに… (爆)
H2 その23
ヤフブロ終了に先立ち、ブロ友さんの多くが移設や新設をしていらっしゃいますが
ワタシはまだしばらくココで頑張ります (って、宣言するほどのことでもないですが…)
いや、どこにするか決めかねてるってのもアリ、ソレを考える余裕が無いってのもアリ…
引っ越し後にまた引っ越すのもコレまたメンドウだったり、2 つ以上のブログを管理する
ってのも大変そうだったり…
ってことで、移行ツールが提供される 5 月まではココで更新を続けると思います (多分)
そんなことで、明日はバイクのオイル交換をしようと今日の午後にオイルも届き
息子にスタンド掛けを手伝ってもらう算段も付けていたのですが、16 時頃にいきなりの雨
そんなことで今日はスタンド掛けを断念…
次に手伝ってもらえるのは明日の夕方になることから、オイル交換は次の土曜日へと
延期になりました
ん~、次の土曜日からは春のセンバツが始まるので、何とかこの週末にやってしまいたい
ところだったんだが…
2 日目の日曜日は北海道のチームが出るので、日曜は出来るだけ空けておきたいところ
何とか土曜日の天気がもってくれることを祈ってる次第です
といったことで、H2 も粛々と進んでます
先週水研ぎした分の外装類は、今日コンパウンドで磨いてシートレール周りは
概ねメドがつきました
いきなり完成しているシートレール周り
エンブレムのインレットやデカールも貼りました
毎度お馴染み?シートを取り付けた時に
向こう側が透けるのを防ぐ紙も貼りました
インレットは、H2R の時によく確認しないで貼った
ところ、上過ぎて密着不良になったので今回は
実車写真とにらめっこしながら貼りました
「 H2 」 のマークは H2R のデカールから 「 R 」 を
カットして貼ってます
その下のベースのインレットも 1.5mm くらいカット
して、位置もやや後ろに移動しています
ロードバイクなので、ナンバーも取り付けました
デカールはジャンクから引っ張り出した GPz400R
のナンバーそのもの
止めネジは手持ちの小ネジに丁度イイ色のネジが
あったので、ソチラをカットして使用しました
ナンバーのデカールは白プラ板に貼り、ベースは
やはりジャンクから探し出しました
車検シールも貼る予定です
タンクサイドカバーも研ぎ出して、メッシュを
貼りました
さらには止めボルトのデカールも貼ってます
やっぱりメッシュが抜けてるとイイですね
(と、自画自賛… 笑)
フロントフェンダーも取り付けましたよ
コチラのボルトは天面にピンバイスで凹みを
付けたので、デカールは使用しませんでした
因みに H2R の時はボルト天面の凹みは付けず
デカールを貼りました
といったことで、明日のオイル交換が順延になったことから
何とかカウルとスタンド以外は終わらせたい、と強く思う今日この頃です
今年度中には完成させたい…