トヨタS800 完成
日本の自動車産業の黎明期
大衆車のパブリカをベースに開発されたトヨタスポーツ800は
1年ほど前に発売されたホンダS600と双璧をなす存在として
サーキットでも火花を散らした
「時計のような」 といわれた DOHC 4気筒を搭載するホンダSに対し
大衆車のコンポーネントを流用、あるいはそれを強化して対処したトヨタS800は
45psと非力ながら徹底した空力ボディの採用と軽量化で
総合性能ではホンダSに引けを取ることはなく
発売開始間もない1965年7月に雨中の船橋サーキットで行われた
全日本自動車クラブ選手権においては
浮谷東次郎選手が序盤にホンダS600を駆る生沢徹選手と接触し
小破した車体を修理後,、怒涛の追い上げを見せ
最終的にはトップを走る生沢選手を抜き去り優勝を遂げるという離れ業を見せています
フジミ 1/24 トヨタS800です
キットは旧日東の製品で、数年前に購入して積んでおいたものです
実車に特に思い入れがあるわけでもないキットを何故購入したのか記憶が定かではないのですが
恐らく以前タミヤのホンダS800を組んだ後にたまたま見つけ
せっかくだからライバルのトヨタS800も作ってみるか、といったノリで購入したものと思います
購入に至った理由は、エンジン再現だったこととキット価格が安かったことでした
めっきパーツのオーバーライダー型バンパーの側面に酷いヒケがあり
その他、作るにあたって結構修正が必要そうな部分もあったため
すぐに組む気にはならず数年間積みとなっていました
以前、ディーノのドア開閉改造を行った際に、次に開閉するならスパイダーボディで
やってみようと考えていたこともあり、前作の 1986 NSR500 の後に
タミヤから発売されたホンダS600 を開閉で組もうかとも思ったのですが
以前組んだ ホンダS800 と構成がかなり似ていたことから
コチラを引っ張り出して組んでみました
軽いノリで始めたものの、進めてみると思ったより大変でした (笑)
開発主体はトヨタの系列である関東自動車工業 (現トヨタ自動車東日本) で
トヨタからはパブリカの長谷川主査が関わっています
当初は 「パブリカスポーツ」 として開発が進められ、非力なパブリカをベースとしているため
空気抵抗の低減と軽量化が徹底されました
空気抵抗の低減については、長谷川主査は元々立川飛行機の航空機の設計技師だったことから
試作段階ではドアの代わりにスライド式キャノピーを採用したり、関東自動車工業の回流水槽
(水がぐるぐる回る、風洞のように使える水槽) を使用して抵抗の少ないボディ形状を実現しています
トヨタ2000GTとの相似性も見られる、クリアカバーに覆われたヘッドライトの意匠も
狙ったものではなく空気抵抗を低減させた結果です
また軽量化も航空機並みに徹底され、オープントップのボディ形状としては難易度の高い
モノコックボディが採用された結果、車両重量は 580kg に抑えられました
そのボディは現在ではタルガトップと呼ばれるドア後方のピラーがアーチ状に
ルーフを覆う形状ですが、この当時はまだタルガトップという名称はなく
メーカーは 「ディタッチャブル・トップ」 と呼称していました
キットはエンジン再現の他、リアラゲッジ内のスペアタイヤやフューエルパイプも
再現されているのですが、前後フードは切り離し前提のボディ一体だったので
左右ドアの切り離し同様 BMCタガネとエッチングノコを使用して切り離しています
写真を見るとドアのラインがボディと合っていないのがバレますね…
ルーフのパーツは前後長が足りなかったので、後方をラッカーパテで延長しました
めっきパーツのうち、バンパー、フロントグリル、フェンダーミラー、前後フードのヒンジ
ワイパーについてはめっきを落とした後に NEXT にドブ浸けし、ライトハウジングや
12インチのホイール、フューエルキャップあたりはめっきパーツをそのまま使用しています
(ホイールはキャップの外側のリム部にクロームシルバーを塗っています)
今回の NEXT ドブ浸けは残念ながらあまりキレイに光りませんでした
ヘッドライトはクリアカバーの内側がめっきパーツだけという、今ではあんまりな構成だったので
奥のレンズ部分に穴を開け、裏側からジャンクパーツの中から探し出したレンズと
リフレクターを加工して接着しています
マフラーカッターは以前カットしてあった SUS パイプが見つかったので
合わせてみたところ、長さと径が丁度良かったのでそれを使用しました
実車は 1965年春に発売が開始され
翌 1966年には現在では後期型と呼ばれるタイプに切り替わっているようです
さらに 1968年にマイナーチェンジが行われ、最終的に 1969年10月まで生産されました
当初のボディカラーは赤と銀で、1968年のマイナーチェンジの際に青が追加されています
組むにあたっては詳しい仕様の変遷を気にしなかったので、完成してみると
前後期の仕様が入り混じっている箇所が多々見られる結果となってしまいました (汗)
メーターパネルは、ルーフを外すと室内が良く見えることからホンダS800の時同様に
メーターのコーンに穴を開け、裏から透明プラ板を貼り付けて
その裏からデカールを貼っています
メーターのリングには NEXT を塗ってめっきっぽくしましたが
メーターのリングがめっきなのは前期型だけのようです
メーターデカールは両脇のメーターが青いですが、実際はこれほど青くはなく
後期型のメーターは4個とも濃いブルーです
ルームミラーが吊り下げ式になるのは後期型で、前期型はダッシュボードに取り付けられていました
ステアリングのホーンボタンには 「T」 の文字の入ったエンブレムが取り付けられますが
デカールが付属しておらず、書くのもムリそうだったので潔く?諦めました
ルーフを外したドア開状態
ヘッドレストは 1969年型から義務化により標準装備になります
その実車写真ではシートのステッチが横になっていたので
あるいはシートレザーの意匠そのものも変更されたかもしれません
パーキングブレーキレバーがめっきなのも前期型だけで、後期型はブラックアウトされています
バンパーとフロントグリルも後期型の意匠ですが、フロントグリルの縦に2本あるリブは
どうやらボディカラーが正解のようです…
サイドマーカーが取り付けられたのは最終型 (といってもいつの時期からが最終型なのか
分からないのですが…) だけのようです
その上のフロントマーカーも前期は白レンズだったようです
(当時は白レンズのウィンカーが認められていました)
ウィンドウウォッシャーノズルはバルクヘッド上のスリットの中にあり
外部には露出していません
トヨタS800のドアは前端がボディの外に出る開き方をするので
それに合わせて真鍮線と真鍮パイプでヒンジを作り
回転軸の位置はディーノの時とは逆にボディ側にしました
ただ、ご覧のようにドア前端がボディに当たる位置が左右で均等にはならなかったようで
開き方に差が出てしまったのは失敗でした
仮組の時はこれほど目立った差ではなかったのですが
最終的に固定すると遊びやたわみが無くなる分、しっかりとNG箇所が露呈してしまっています
ストライカーの金具は、最初 0,2mm 厚のプラ板で立体的に作ってみたのですが
やはり厚みが出すぎてドアが閉まらなくなったので 0,1mm 厚のプラペーパーを
切り出したものに変更しました
ドアガラスはキットには無く、透明プラ板で作成しましたがサッシが無いので
やや心許ない取り付き具合です
クウォーターウィンドウのサッシは裏面とガラスが嵌る溝をプラ板で作り
透明プラ板から切り出したガラスをサッシの下から嵌め込んでいます
ただ、サッシが厚くなってしまったためかフロントガラスの側端と当たり気味で
ドアを閉めるとやや外側にはみ出し気味となってしまいました
ドア周りのめっき部分と前後ウィンドウのサッシには
ミラーフィニッシュを使用しています
ドアを開閉にしたので前後フードも開閉にしたかったのですが
開閉できる外ヒンジはさすがに自作出来なかったので
キット通り取り外し式にしました
リアラゲッジルームにはフロア下のフューエルタンクに繋がるパイプと
スペアタイヤが取り付き、さらにルーフを取り外した時にはこの中に収納するように
なっているため、大きい荷物を入れるスペースはほぼ無いといえるでしょう
キットのスペアタイヤはスリックです (爆)
下回りの様子
脚周りの部品は取説に合わせてシルバーに塗ったのですが
どうも黒のようです…
フロントは縦置きトーションスプリングのダブルウィッシュボーンで
リアはリーフリジッドという、当時の比較的スタンダードな仕様
トレッドは前1203mm/後1160mmと、後ろがやや狭め
フューエルタンク容量は30リットルです
シロッコファンによる強制空冷4ストローク OHV 水平対向2気筒エンジンは
パブリカのU型エンジンのボアを5mm拡大し
ボア×ストローク 83mm×73mmの790ccのキャパシティと9.0:1の圧縮比から
45ps/5400rpmのパワーと
6.8kg-m/3800rpmのトルクを発揮します
同じ排気量でライバル関係にあったホンダS800と比較すると
パワーで25psのビハインドですが、トルクでは逆に0.1kg-m勝っています
当時のメーカー公称データーである最高速とゼロヨンでは
ホンダS800の160km/h、16.9秒に対し
トヨタS800は155km/h、18.4秒となっています
あくまでも直線上のデータなので、馬力の差が数値に表れていますが
トヨタS800の方はホンダS800より140kgも軽い580kgという車両重量を武器に
実際の走りでは遜色無い性能を発揮していました
特にレースにおいては (トヨタS800と比べると) 重くて燃費も悪いホンダS800に対し
軽量な車体と低燃費を生かしてタイヤの消耗やガソリン消費を抑えることで
長距離のレースになるほど互角以上の戦いを見せたということです
さらに、場合によってはレース中のエンジン載せ替えも可能だったということで
耐久レース等においてはその整備性の良さも大きな武器になったと思われます
シリンダーは強制空冷のためダクトに覆われていて外側からは見えませんが
バイクのシリンダーのように冷却フィンが設けられています
また、キャブとエアクリーナーも左右のシリンダーで独立しており
パブリカからスポーツ走行を意識したチューニングが施されています
バルクヘッドから突き出していて運転席方向に曲がっているのはデンソー製の燃焼式ヒーター
空冷エンジンのため暖房性能が低いことからパブリカでも採用されています
ガソリンを燃料として1時間当たり320ccのガソリンを燃焼するとのこと
トランスミッションは2速以上がクロスレシオの4速MT
水平対向という元々高さを抑えられるエンジン型式と併せて
トランスミッションも低く搭載されており FR にしては
足元のスペースが広く取られています
エンジンルームにはそれほど手を入れておらず
プラグコードの追加、キャブレターへのフューエルラインの追加
運転席側バルクヘッドからフロントグリル方向へのワイヤー (用途は不明) 追加
にとどまっていますが、元々シンプルなエンジン構成なため相応の密度感になったと思います
前後のエンブレムは直接ボディ、フードの突起にデカールを貼るのではなく
0.1mm 厚のプラペーパーに貼ってクリアコートしたものを切り出して
ボディ、フードに貼りました
そのため、エッジが効いた仕上がりになったと思います
同じ排気量でライバル関係にあったホンダS800と大きさを比べてみました
丸っこいトヨタS800に対して角ばったホンダS800の方が大きいかと予想していましたが
比べてみるとこのようにトヨタS800の方が若干大きいようでした
のんびりした風景で仲良くツーショット
今の車にはこういう風景は似合わなさそうに感じます
1965年から 1969年までの間生産されたトヨタスポーツ800ですが
この当時の情勢から2シータースポーツカーの需要はそれほど多くはなく
また、輸出もほとんど行われなかったことから生産台数は3000台強にとどまります
現在でもマニアによって多くの個体が大切にされているのでイベント等で
目にすることもあるのですが、既に50年も前の車なわけですから
維持も大変だろうと思います
少なくとも今後現存個体が減ることはあっても増えることはありません
商売としては全くオイシくはないのでしょうが、メーカーにももっと旧車を維持しやすいような
環境づくりに力を入れてもらえないものかと思います
それはどちらかというと、単に工業製品の製造者責任というより
文化財保護に近い活動かもしれません
先日、初めてホンダS660が公道を走っているのを見たのですが
正直言ってあまり魅力的に見えませんでした
模型を作る時も現行車よりも旧車の方が楽しいですし
そもそもあまり現行車の模型を買うこともありません
クルマ離れが叫ばれて久しいですが、私自身クルマに興味があっても
昔と違って新型車に心がトキメくことがほとんど無くなりました
バイクも同じようなものなんですが、機械としての魅力が乏しくなったこと
(個人的には電気製品のような気がしています)
操る技術がそれほど必要なくなったことが大きな理由かと思います
最近のクルマやバイクとは仲良くなれそうな気がしないです
今回のドア開閉は、上手くいったとはいい切れない仕上がりになりましたが
それでもディーノで初めて試みたドア開閉のやり方に再現性があることは確認出来ました
今度はタミヤのキットでドア開閉をやってみたいのですが
何故か開けてみたくなるクルマのキットはフジミが多く
次に開けてみたいと思っているキットもフジミです
キットは既に手元にあるので、そのうちに気が向いたらソチラのキットで
3度目の開閉改造をやってみたいと思います
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トヨタS800 その18
先日 windows10 のバージョンアップってのがありまして、結構長い時間かかった
バージョンアップだったのですが、その後サインインする際のグレーの画面が
ブルーに変わって、壁紙が消えておりました (壁紙が消えたのは元データが
違うHDDに入っていたせいかもしれませんが…)
その翌日か翌々日には 「更新プログラムのインストール」 なんてのがありまして
それ以降 「休止状態」 から再び立ち上げようとするといつまで経っても最初の画面に
辿り着かない (昔の砂時計の代わり?の丸い模様が延々とクルクル回っています) という
現象に陥っております
因みに、シャットダウン後に起動する際は今まで通り立ち上がっております
OSのバージョンアップって、何をどうしているのか分からないので全くお手上げです
特に新しくなくても良いので、不具合無く使えるOSにしてほしいですわ
そんな win10 にして良かったことがほとんど無い?中、佳境を迎えたヨタハチは
何とか完成にこぎつけました
細かい仕様の変遷を知らぬまま組んでまして…
バンパーは写真でよく見るのが黒いラバー?が
もっと薄くて平べったいモノでソチラは前期型
だろうと思っていたのですが、グリルも前後期が
あるようで、めっきパーツだったコチラは後期型で
もうひとつ付属していたのが前期型のようでした
前期型グリルが付いているランナーには砲弾型ミラーのパーツも付いています
その他、ホイールもエンケイのマグホイールタイプが付属しています
昨日発覚したリバースランプの塗装忘れは
今日の朝から進めて取り付け完了
因みに、先の前期型グリルが付いている
ランナーで使用したパーツはこのリバース
ランプのベースだけです (笑)
ボディに組んだ後のエンジンルーム
ソコソコの精密感ですが、バルクヘッドとボディの
間に隙間が開いているのが残念な部分
仮組の時にノーマークでした…
左のフェンダーミラーは角度が合っていません
前後フード、ルーフを外してドアを開けた状態
ルーフが取り外せるのでドア開閉は容易です
ただ、サイドウィンドウのサッシが無いので
ガラス上辺とルーフにビミョ~な隙間が…
ルーフに細工しようかとも思いましたが
止めておきました
作っているときに参考にした実車写真にはサイドマーカーが無かったのでスルーしたのですが
先ほど気になって確認した写真では後期型にはあるようだったので、この後追加しました
なので、完成披露時にはサイドマーカーが付いています
バンパーとグリルが後期型で、後期型に付いているはずのサイドマーカーが無い
というのも妙な感じがしますからねぇ (すぐそばだし…)
といいつつ、室内はパーキングブレーキレバーが前期型でヘッドレストも無いですが…
開閉したドアを上側から
ご覧のとおり、右ドアのほうが開いています
恐らくヒンジが左右非対称になっていたのだと
思います
左のドアも右と同じくらい開いてくれると
イイ感じのバランスだったのですが…
ま、今さら仕方ありません
といった感じで、クリアの厚吹きの修正に手間取ったり (ボディカラーは
下の方でメタリックが浮いているところあり…) 家のすったもんだで途中で頓挫したり
とありましたが、予定より約半月遅れで完成となり去年最後の完成品となる予定が
今年初の完成品となりました
気に入らないところを上げるとキリが無いのですが、一応完成したのでヨシとしておきます (爆)
次は予定通り 1989 NSR500 に突入するのか、あるいは違うロードバイクに寄り道するのか
はたまた年末公開のマル秘案件に浮気するのか
まぁ、ユックリと考えます
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久々にジャンプでも観るか…
トヨタS800 その17
9連休より長い?5連勤がとりあえず終わりまして…
4日は電車もまだ空いていたのですが、5日は通常の8~9割くらいに戻り
6日からはいつも通りの営業に戻ったようでした
もうちょっとゆっくり休んでてもらって構わなかったんですがね (笑)
4日は出社後全体朝礼の後に全員で初詣に行き、戻ってからは昼食会 (酒アリ)
昼食後に眠くなったので自席で寝ていたら社長が来て 「もう帰ってイイよ」 ってことだったので
ありがたく16時頃に帰りました (毎年のことです)
因みに去年は帰ってイイと言われる前に帰りました (爆)
ってことで今日から3連休ですが
この3連休に完成させようという目標に軌道修正したヨタハチはといいますと…
昨日の夜からボディの小物を取り付け始め
ドアの組み付けや前後のガラスなんかも
取り付け終わりました
ワイパーやオーバーライダー状のバンパー
フェンダーミラー、ナンバーなんかは合体後に
取り付け予定です
シャーシに組み付けるための保護用テープを
貼った状態ですが、テールライトやフューエル
キャップも取り付け済みです
フューエルキャップは取り付け部が長くて
実車よりも浮き気味に見えるので下の部分を
カットして取り付けてます
順調に進んでると思ったらリバースランプの
ベースを塗り忘れておりました
ってか、めっきパーツだと思っていた次第で
探しても見つからず…
実際にはボディカラーなので明日吹こうと
思っています
小さいのでスケジュールに影響は無いでしょう
4日の日の帰りに上の娘が仕事帰りに
買って来てくれた今年の干支のサルのパン
中はチョコレートクリームのパンでした
ドアは想定より開かなかったのですが、何とか開閉可能に組めました
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明日完成して、明後日お披露目かな?
トヨタS800 その16
楽しかった?正月休みも今日で終わり…
明日からは再び痛勤の日々が始まります
まぁ、次の週末の3連休を励みに何とかやり過ごしたいと思います (笑)
そんなモチベダウンの中、ヨタハチはといいますと
ウィンドウサッシにミラーフィニッシュを貼りました
結構面倒かと思っていたのですが
意外とすんなり貼れました
フロントウィンドウの端がボディ色なのは
実車通りです
リアのウィンドウサッシも同様に
ミラーフィニッシュはこの程度のカーブならば
何ら問題なく貼れるのがありがたいところです
実車のめっきモールの内側はゴムのシールが
入っているので、内側は黒で塗ってあります
ドアのサッシにも貼りました
いよいよボディにドアを合わせて
ガラスパーツを取り付けられそうです
ドアハンドルにも後でミラーフィニッシュを
貼る予定です
といった感じで、コレが済むと他のボディの小物が取り付けられるので
完成が見えてきましたね~
次の3連休には完成させたいと思っています
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次の正月まで、今年はいつもより1日長いんだよね~… (爆)
トヨタS800 その15
新年も2日目を迎えまして…
というか、休みが今日を含めてあと2日というほうが実感があるのですが
明後日からまた痛勤が再開するのかと思うと、ソチラがうんざりです
で、今日は毎年恒例?箱根駅伝を観ていたのですが、何となくいつものように
真剣に観ようという気にもならず、結局4区の途中から初詣と明後日からの定期を買いに
外出しました
帰ってきたところで再び駅伝を観ましたが、それほどすごいことも起きず往路は終わりました
レース展開も最近は5区の出来如何で決まる傾向があったり、強いところは数年その強さが
続いたりして、今日はもう1区が終わった時点で青学が勝ちそうだな~って感じで
やはりそのまま終わりました
といったことで、昨日からヨタハチを再び進め始めてます
シャーシで残っていたシフトノブ
パーツはめっきパーツで、ノブがスケールに対して
やたら小さい感じがしたので作り直しました
最初は伸ばしランナーにラッカーパテと溶きパテで
作ったのですが、あまり良くなかったので
伸ばしクリップをロッドにし、それにパテを盛って
ノブにしました
ちょっとオーバースケールにも見えますが、まぁ室内なのでイイでしょう…
ボディ以外の外装バーツを研ぎ出して
コンパウンドで磨きました
ちょいちょいカドが出てしまいましたが
ほんの少しだったのでタッチアップで修正
ココまではイイ感じで仕上がってます
これからドアのサッシにミラーフィニッシュを
貼り込んでいきます
ルーフも研ぎ出し完了
コチラも後方のエッジ部分にカドが出ましたが
やはりタッチアップで修正
ただ、修正の痕が少し残ってしまいました
コンパウンドはいつものスリボリ堂さんの
システムコンパウンドを使用しています
勢いに乗ってボディもやってみました
かなり厚吹きしたので、前後ウィンドウサッシ
周りのスジを深くしておいたのに埋まり気味に
なってしまっていました
で、クリアが厚いのでカドが出なかったかといえば
そんなことはなくしっかりと一部カドが
出てしまいました
均一に吹くのはなかなか難しいモノです…
といった感じで、ウィンドウサッシ周りのミラーフィニッシュが貼り終えると
完成が見えてきますね~
ボディ側につく小物はだいたい終わっているのでそれらをボディに組み付けるだけです
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やはり昨日から 「ひとり新春高倉健さん祭り」 が始まりました… (爆)